若ハゲかな?と思ったら

3つの点で今すぐチェック

若い年代の薄毛・はげの進行はその半分以上がM字形、つまり生え際からと言われています。
原因は不規則な生活や食生活、仕事のストレス、睡眠不足、男性ホルモンの影響などがあります。

気になりだしたらまずはセルフチェックを行い、以下の項目に当てはまっていたらAGAの可能性が高いと思われます。手遅れになる前に早めの処置を心がけるようにしましょう。

 抜け毛が増えてきた

髪の毛は1カ月で約1センチ伸び、寿命は5年前後です。通常、1日に抜ける髪の量は50〜100本。人間の頭髪の総量は約10万本なので、0.1%が抜ける計算です。秋の季節にはやや多くなり1日に200本程度抜けることもありますが、それでも総量に対して0.2%、通常のヘアサイクルの範囲内と考えていいでしょう。

抜け毛の多さを感じるのは髪を洗った時だと思います。シャンプーで洗い流した時に落ちる髪の量に驚いたことがある方も多いのではないでしょうか。ただ「抜け毛が多い」と感じたとしても、50本程度であれば正常の範囲内なので安心してください。

要注意の目安としては、抜け落ちた髪がお風呂の排水口に詰まるくらいの量だったり、朝起きて枕に抜け毛が多量に着いていたりしたら危険信号です。薄毛・はげの進行を疑ってみましょう。

 生え際やつむじが目立ってきた

生え際やつむじ(頭頂部)の髪が薄くなるのはまさにAGAの特徴です。
生え際の髪が減って明らかに額が広くなってきたり、髪質の変化を感じたらまずは薄毛・はげの進行を疑ってみましょう。日々、変化に敏感になっておく必要があります。
               

またつむじは自分では気づきにくいところにあるので、こちらも要注意です。僕の場合も、知らないうちに薄毛が進んでいて、ある日偶然、鏡を見て気づきました。チェックの仕方のおすすめはスマホの利用です。自撮り設定にして頭頂部を何枚か撮影するだけで簡単に確認することができます。定期的にチェックを行うことをおすすめします。

注意してほしいのは、「少し薄くなってきた」と思ったら軽く考えないことです。「まだまだ大丈夫」「これくらいなら許容範囲」など、気持ちの正常性バイアスが働いて問題を先送りにしていると、後々、後悔することになります。AGAは対処が早いほど有効です。少しの変化も見逃さないよう気をつけましょう。

 弱くて細い髪が増えている

髪の毛のコシが弱くなったり髪が細くなる原因はさまざまです。
特に20代から30代の若い人の場合は、仕事のストレスや喫煙、暴飲暴食、睡眠不足、不規則な生活、髪のカラーリングやパーマなど常に薄毛リスクが多い環境で生活をしています。特にタバコに含まれるニコチンはAGAを引き起こすDHT(ジヒドロテストステロン)を増やす働きがあるので要注意です。
               
僕の経験から言うと、髪質に変化が出てくると、以前と比べて髪をセットしづらくなってきます。「最近、思うように髪がまとまらない」「急いでいる時など短い時間でセットできていたのに、この頃、セットに時間がかかる」など、これまでと違う印象がでてきたら、薄毛・はげの進行を疑ってみるべきです。

またストレスを過剰に受けると、自律神経が乱れて血行不良になり髪の成長が妨げられます。精神的な負荷は身体にダイレクトに影響するといわれます。人によっては心のカウンセリングを受けることで、薄毛が治る場合もあるので、仕事が大きな心の負担になっている人は、セルフチェックではなく専門の医師に早めに診断してもらうことをおすすめします。